弱小治療院むけ:コンサルにムダ金を払う前に知っておきたいネット戦略【基本のキ】のお試し版となります。
もとは有料コンテンツのため、クライアントさんの屋号や、大事なポイントについては、一部確認できないようになっております。
とはいえ、内容がわからなければ、購入するのも不安ですよね?
筆者が治療院ホームページ制作を通じて得た生の情報とはいえ、どこまで信じていいのかわからないのが、正直な意見だと思います。
そこで、お試し版として、コンテンツの内容を一部ご確認いただき、購入する or しないの判断材料にしていただければ幸いです。
✔ページの最後には特典も用意しております。
~チャプター1~
新規治療院のホームページは
SEO対策がムダになる可能性も
チャプター1の目次(タップするとジャンプ)
- 【本題に入る前に】SEO対策は2種類
- 新規治療院ホームページで外部SEO対策をしてもムダな理由2つ
- ガチガチにSEO対策して作り込んだページなら可能性はあるかも?
- 治療院関連のSEOコンサルを受けるなら毎月○円以上
- 【疑問】SNSでよくみかけるSEO対策『被リンク』獲得はどうなの?
- それでもSEOと向き合うべき?【3つの解決策】
【本題に入る前に】SEO対策は2種類
SEO対策には2種類あります。
①外部SEO
→キーワード選定や被リンクの獲得により上位表示を目指す方法
外的要因により結果が左右される。
②内部SEO
→自分のページ内でできるSEO対策
- h2見出しを入れる
- 各ページのリンク設定
- メタディスクリプション
など。
新しく作ったホームページでも、リンク切れのチェックなどの内部SEO対策はしっかりやっておく必要があります。
ちなみに、ホームページを作った時点で、内部SEO対策をしているケースがほとんどです。
以上を踏まえ、チャプター1では『外部SEO対策』を中心に話をすすめます。
新規治療院ホームページで外部SEO対策をしてもムダな理由2つ
- 新規ホームページはドメインパワーゼロ→SEO対策の効果が出るまで時間がかかる
- アクセス解析データがすくない→できることはかぎられる
上記2点から、(外部)SEO対策に時間をつかうよりも、見た人が納得できるようなページ作りに時間をつかうことをオススメしております。
優先度は……
内容の濃いページ作り>>>>>外部SEO対策
①新規ホームページはドメインパワーゼロ→SEO対策の効果が出るまで時間がかかる
運営開始直後の新規ページは、ドメインパワーがゼロです。
✔ドメインパワーとは?
ホームページの信頼度を示した数値化したもの。ページ内容だけでなく、運営期間によっても左右されます。
そのため、いくら外部SEO対策をしてもGoogleのシステム上、新しく作ったページはすぐに上位表示されません。
競合の多い『地域名+整骨院』などで上位表示されるとしても、6ヶ月~1年は覚悟しておく必要あり。
競合は治療院だけではない
- 医療機関
- 大手ポータルサイト
- 大手リラクゼーションサロン
と戦う必要があります。
✔参考:クライアント様の指名検索の結果(運営から4ヶ月経過)
画像はクライアント様のページの検索結果です。
ドメインパワーゼロの新しいページで、ポータルサイトやグループ院のホームページと戦うのは、かなり厳しいのが現実です。
新規のページが上位表示されるまでの流れ
競合のつよいキーワード『地域名 整骨院』などで、新規ページが上位表示を目指す場合は、以下のような流れになります。
- ホームページをゼロから作成
- Googleに登録(サイトマップを送信)
- Googleがチェック
- 検索結果に登録される(1か月~)
- 圏外(30位~100位)に表示されるように(3~4ヶ月後)
- 6ヶ月~12か月ほどで1~2ページ目に表示される(※)
※競合より内容が良ければ
上記のようなステップを踏んで、競合よりもクオリティの高いページを作れば、上位表示されるかもしれません。
②アクセス解析データがすくない→できることはかぎられる
あたりまえですが運営を始めたばかりでは、データがないので
- 検索に引っかかったキーワード
- アクセスが集まるページ
- 読了率
などがわかりません。
データが集まるのは運営開始から数か月後
正確なデータが集まるのは、目安として運営開始から3~4ヶ月目以降となります。
データがなければ改善点もわからない
外部SEOについては、アクセス解析のデータがなければ、対策のしようがありません。
データが集まるまでは、内部SEO対策や、基本的なページ内容の見直し(誤字・脱字、不自然な表現などのチェック)をしておきましょう。
・データが集まるまでは3~4ヶ月必要
・運営当初はページの作り込や内部SEO対策を中心に
ガチガチにSEO対策して作り込んだページなら可能性はあるかも?
~つづきは本編で~
~チャプター2~
SEOの評価がガタ落ち?
~5つの原因を考察~
✔チャプター2の目次(タップするとジャンプ)
- ポータルサイトのドメインパワーに負けている
- ページの表示速度がおそい
- YMYLにかかわる検索ワードが目立つ
- Googleにとって好ましくない設定(コピーコンテンツ、タグ設定)
- サイト設計の問題(ページ構築=内部SEO対策)
✔先生(相談者)からののメッセージはコチラ⇓
それでは、相談をいただいた先生のホームページの、SEO評価が下がった理由をみていきましょう。
①ポータルサイトやSNSのドメインパワーに負けている
ポータルサイトのドメインパワーは強力なため、HPを手入れしてもなかなか勝てないケースもめずらしくありません。
中部地方の先生への返信
チャプター1でもお伝えしたように、ポータルサイトのドメインパワーは強力です。
そのため、エキテンなどに登録しようものなら、せっかく指名検索※してもらっても、ポータルサイトのページが上位に表示されると思っておきましょう。
※指名検索=地域名+屋号で検索
✔参考:クライアント様の指名検索の結果(運営から4ヶ月経過)
運営開始(2022年8月~)から4か月後の検索結果ですが、ポータルサイトに登録したページが上位表示されています。
納品したページは、2ページ目に表示されていました。
【解決策】ポータルサイトの登録をやめたクライアント様の事例
~つづきは本編で~
~チャプター3~
広告+SEOという選択肢
~ハイブリッド型ホームページ~
✔チャプター3の目次(タップするとジャンプ)
- 見積もりやサポート、その他の提案内容
- 提案①、②の共通事項:SEO対策用のページは1年かけて育てる
- 提案①の具体的な内容:SEO対策用のページ+広告用のページを作成
- 提案②の具体的な内容:トップページを広告で運用&症状別ページはSEOで
チャプター3では、SEO or 広告のどちらに注力するかを迷っていた先生に、筆者がお渡ししたホームページ制作費用の見積もりとサポート内容および提案をお伝えします。
見積もりやサポート、その他の提案内容
✔見積もり(費用は税込)
- ページの制作費用:176,000円(予定)
- SEOのサポート1年:55,000~165,000円(成果報酬型)
✔SEOのサポートについて
1年経過しても、集患に反映されない or 検索上位に表示されない場合は、最低金額の55,000円のみ
✔具体的な提案は2パターン
- SEO対策用のページ+広告用のページを作成
- トップページを広告で運用&症状別ページはSEOで
✔運営の流れ
- SEO対策用のページは1年かけて育てる
- あわせて広告用のページもつくっておく
- はじめは広告運用しつつ集客→徐々にSEO対策をしたページにシフト
提案①、②の共通事項:SEO対策用のページは1年かけて育てる
症状別ページを、キーワードを意識したSEO用のページとして作成
1年間(12か月)の運営サポート費用として、55,000円~165,000円(成果報酬型)
中部地方の先生への返信
チャプター1、2でお伝えしたように、SEO対策には以下のような問題があります。
チャプター1、2の振りかえり
- SEO対策により上位に表示されるとはかぎらない
- 上位表示されたとしても集客につながるかは不明
- 運営開始直後はデータがないため対策できない
- 効果が出たとしても6ヶ月~12か月かかるケースが多い(Googleのシステム上)
ここまで読んでいただいた方なら何度も目にしてたと思いますが、Googleのシステム上、SEO対策をしてもすぐに効果はでません(初心者、経験者ともに)
とくに治療院の場合は、YMYLにかかわるためドメインパワーの強いページ(※)が優先的に上位表示されます。
※医療機関、大手グループ院、ポータルサイトなど
以上を踏まえて、SEO対策をふくめた運営サポートをご希望された場合は『成果報酬型』として提案させていただきました。
はじめは広告でカバーしつつSEO対策をしたページへ
✔広告による集客から徐々にSEO対策したページへ
- SEO対策用のページ、広告運用するページ(LP)をそれぞれ作成
- SEO対策用のページは6~12ヶ月かけて育てていいく
- はじめは広告運用(LP)を中心に集客、徐々にSEO対策をしたページで集客に
イメージ
このような方法であれば、SEOが育つまでの期間を広告でカバーできます。
提案①の具体的な内容:SEO対策用のページ+広告用のページを作成
✔基本的なホームページを154,000円で作成(金額は2022年時点のもの)
- トップページ
- 症状別ページ×3(SEOを意識した内容で作成)
- 予約ページ
- 施術者紹介
- 料金案内
- アクセス
など。
✔別途、広告用LPを22,000円で作成
広告用LPのみ月2~30,000円の広告費で運用
※新規は3~5名前後?(都心部のクライアント様のデータを参考)
上記の内容で『198,000円』となります。
~つづきは本編で~
~チャプター4~
広告からのミスマッチ
~起きた理由を考察~
✔チャプター4の目次(タップするとジャンプ)
- キャンペーンや予約ボタンの表示回数が多い
- 利用後の未来像(ベネフィット)がみえない
- ターゲットのイメージがわからない
『広告を出したものの結果がイマイチ……』と実感していた先生方のページに共通していた内容です。
以下は、DMでご相談いただいた方のメッセージです。
また、ZOOM面談でご相談いただいた関東地方の先生も『広告経由で来院された方は院の方針にあわない=1回で離脱しやすい』といったお話をされていました。
いわゆる『ミスマッチ』が起きていたともいえるでしょう。
2人のホームページにおける共通点は3つ
(資料の原文を一部改変)
- キャンペーンや予約ボタンの表示回数が多い
- 利用後の未来像(ベネフィット)がみえない
- ターゲットのイメージがわからない
上記3つの理由から、ミスマッチも起きやすくなっているのではないかと。
ここからは相談時の返信をもとに、解説していきます。
①キャンペーンや予約ボタンの表示回数が多い
✔相談を受けた先生のトップページに表示された『キャンペーン&予約ボタン』の表示回数
12回
目立つように作られている反面、ページの内容以上にキャンペーンが印象に残るため、キャンペーン目当ての人=ミスマッチが起きる可能性が高くなります。
中部地方の先生への返信
『キャンペーンが目立つ=キャンペーン以外の価値がない』と思われてしまう可能性も。
②利用後の未来像(ベネフィット)がみえない
ターゲットがはっきりしないため、利用したらどうなるのか?=利用後の未来像(ベネフィット)が伝わりません。「健康な日々を過ごしませんか?」などの表現は具体性に欠けるので、メッセージとしても弱くなります。
中部地方の先生への返信
【ありきたりな例】
悩み:腰が痛い
利用後:腰の調子が良くなった
【提案したベネフィットの事例】
~つづきは本編で~
屋号をふくめ生の情報を出している人はほとんどいません
残念ですが、TwitterなどのSNSでは、自分の実績を簡単に盛れてしまいます。一方で、クライアントさんの実績を公開している人は、ほとんどみたことがありません。
理由については、以下のようなものがあげられます。
- 結果が出ているケースがごく1部
- そもそも信用されていない
- なんなら実績はすべて虚像
くわしくは書けませんが、某有名アカウントに一時的にかかわった結果、
「自分(某有名アカウント)がサポートしてうまくいった」
と発信されたケースもありました(タレコミです)
筆者が納品したページは、以下のリンクにまとめています。
ここまで読んでいただいた方に特典
以前、期間限定で公開していたブログ記事2本を公開します。
【治療院SEO対策】メタディスクリプションやメタキーワードって必要?
【期間限定記事】MEO対策をやるべき理由4つ&具体的な手法をGoogleのアルゴリズムから考える
前提知識
メタディスクリプション
ページの内容をまとめた100文字程度の文章
WordPressの入力欄⇓
メタキーワード(メタタグ)
ページの内容に一致したキーワード
(SEOで狙ったキーワード)
WordPressの入力欄⇓
WordPressをはじめとする、ホームページ制作ツールで可能なSEO対策として、
・メタディスクリプション
・メタキーワード
・メタタグ
を設定すれば上位表示できます!
といった発言をする治療院コンサル?を、SNSなどで見聞きすることがあります。
しかし、現実には、設定したところで”検索結果には影響がない”といわれています。
(2022年の時点)
筆者が知っているかぎりでは、2018年~19年くらいから影響がなかったのではないかと……
✔参考
SEOにくわしいなかじさんのツイート
インフルエンサーのマナブさんの動画(49分~)
メタディスクリプションを設定しても……
Googleの検索結果では、メタディスクリプションが表示されないケースがあります。
クライアントさんの事例⇓
メタディスクリプションの設定(入力)したものは、もっとカンタンな内容ですが、Google側が判断して書き換えているようです。
そのほかのクライアントさんの事例では、メタディスクリプションで入力した内容ではなく、alt属性※に入力した内容が表示されていたことも……
alt属性:画像データの説明文など
WordPressの入力欄⇓
メタディスクリプション・メタキーワードを設定しなくても上位表示は可能
以下の記事は、メタディスクリプションやメタキーワードを設定していないものです。
月間検索ボリューム:100~1000
競合が弱いというのもありますが、記事の内容次第では、メタディスクリプションなどを設定しなくても上位表示は可能です。
ブログで上位表示させられる人は1割程度?
そもそもですが、治療院向けにSEOがどうこういってる人のうち、自分でブログを運営して上位表示させた経験がある人はほとんどいないのでは?
そもそも、ブログ運営を続けられる人が1割ほどなので、結果を出せる人もかぎられるともいえます。
実際に、SNSでドヤっているアカウントの記事が上位表示されているのを、筆者は1件しか知りません。
あったら教えてください 笑
先生方が聞きなれない専門用語を使って、
(自称)SEOの専門家です!
のような発信をしているアカウントには注意しましょう 笑
『SEOといえばGoogle』の時代が終わる?
先日のツイート。
AIの技術が加速すれば、検索エンジンにおけるGoogle1強の時代が終わるかもしれません。
それでも、なんだかんだでGoogleが強いのでは?
と思った方は、以下のツイートをチェックしてみてください。
Google社は「広告収益」が主な売上なので、AI型の検索エンジンだと、検索結果に広告を挟めません。
— Manabu (@manabubannai) January 6, 2023
なので、Google社は「AI型の検索エンジンを作りづらい=作ったら自社の売上が下がる」という状況です。
ここをマイクロソフト社が攻めている訳ですね。またアプデがあれば発信します。以上です😌
Googleの選択肢は2つ
- AIの技術を優先する
- 今後も広告による収益を軸にする
どちらを選ぶかは、Google次第ですね。
個人的には、広告収益を捨ててAIを優先すると思います。
理由は、シンプルにAIの技術が加速しすぎているからです。
が、こればかりは未来のことなのでなんともいえません。
ここまでの内容を踏まえると『SEO対策』というワードそのものが、3~4年後には、過去のものとなるかもしれませんね。
✔2023年4月28日追記
ほとんどの方がご存じかと思いますが、OPEN AI社が開発した”CHAT GPT”の台頭により、今後数年間でユーザーの行動パターンが大きく変わる可能性もでてきました。
AIのレベルがさらに上がれば、
医師の推薦!
地域NO.1!
雑誌に掲載!
などを掲載している治療院はオススメできません。
といった回答が出回る可能性もあるのではないでしょうか?
発信者が誰なのか?をかんがえよう
- その人はSEOの専門家ですか?
- ブログ運営やアフィリエイトで結果を出している人ですか?
- その結果は本当ですか?
言葉は悪いですが、もうすこし『リテラシー』を持ってほしいなと思うところです。
(気を悪くしたらスイマセン)
kindle書籍を読んでいただいた方には、特典として当コンテンツを50%オフで提供しております。
✔kindle書籍の読者限定で50%オフの理由2つ
- 書籍を読む習慣がある
- 読解力がある
kindle書籍をさいごまで読み通せる人であれば、当コンテンツの内容を自分に落とし込めるはずです。
ウラをかえせば、上記2つを満たせない人の場合、不満が出る可能性も高いため、当コンテンツの購入はオススメしません。
以上を踏まえて、購入をご検討いただければ幸いです。
✔kindle書籍については、以下のリンクをご確認ください。