当ページについて
クライアントと共有している資料をもとに「なるべく自分(達)で治療院HPに掲載する写真を撮影したい先生」に向けた内容にしております。
プロのカメラマンにお願いするとしても、ある程度は自分(達)で理解したうえで依頼した方が、
- よりよい写真が撮影できる
- 的確に指示を出しやすい
- 場合によってはコスト削減にも
といったメリットがあります。
確認事項
アーティストの様な写真を掲載したい先生の場合、当ページの内容は役に立ちませんので、あらかじめご了承願います。
ページ内容の根拠
筆者の個人的な意見だけでなく、WEB制作にかかわっている人、カメラマンとして活動している人の話や情報もとに作成しました。
書いた人
ケニー(鍼灸師&柔道整復師)
Twitterアカウント:ケニー@kenji_2nd
2019年6月に鍼灸整骨院を開業するものの6ヶ月で挫折。その後、独学でライティング&マーケティングを学び、2021年7月より治療院専門のホームページ制作を開始。kindle書籍『柔整、あはき学生が卒業前に知らなきゃ損する33の現実』『ひとり治療院むけ~廃業の足音が聞こえる15の真実~』の著者。
※無料相談や制作依頼時のメールでは、素顔を公開しています。
スマホ撮影でも失敗を最小限に:治療院HP写真撮影4つのポイント
- 明るい環境で撮影(理想は照明+昼間の太陽光が入る環境)
- 写真は横長で撮影(縦長の写真は必要ナシ)
- 背景はなるべく無地(壁やカーテンなどを使用:余白として利用するため)
- コードやカゴ、タオルを床に置いたままにしない(写真にうつらないように)
ひとまず、この4つのポイントを押さえておけば、大きな失敗は避けられるでしょう。
1, 明るい環境で撮影(理想は照明+昼間の太陽光が入る環境)
暗い写真はネガティブな印象を与えます。
壁紙がブラウンなどの場合、難易度は上がるため、院内でいちばん明るい場所で撮影するようにしましょう。
カメラマンの意見は、つぎのとおり。
明るさ>>>>カメラの性能・撮影する人のこだわり
そもそもですが、明るい環境でなければ、キレイな写真は撮影できません。アーティストの様な写真を掲載したい先生でもないかぎり、明るい環境で撮影しましょう。
2. 写真は横長で撮影(縦長の写真は必要ナシ)
理由
- スマホやPC表示で違和感がすくない
- トップ画像に使用など編集・加工がしやすい
SNS投稿ならともかく、HP掲載用の写真において縦長の写真は必要ありません。
3. 背景はなるべく無地(壁やカーテンなどを使用:余白として利用するため)
ポスターや備品がうつりこんでしまうと、ページを見てくれた人にゴチャゴチャした印象だけでなく、圧迫感をあたえてしまいます。
距離を取りながら、余裕を持った撮影を心がけましょう。
イメージ↓
4. コードやカゴ、タオルを床に置いたままにしない(写真にうつらないように)
背景やなるべく無地とかなさりますが、コードやカゴがうつりこんでしまい、残念な写真になるケースがあります。
ちいさいものは加工でごまかせますが、コードのような細長いものはむずかしいため注意しましょう。
以下より、クライアントと共有している写真撮影の資料を紹介します。
撮影イメージ
- 問診や徒手検査
- 施術風景
- 受付や会計の様子
- 施術道具
- 院内・外観
を中心に撮影をお願いいたします。
問診や施術風景は、施術者の表情が見える写真を中心に撮影をお願いいたします。
その他、余裕があれば
- 先生のバストアップ写真
- 一眼レフカメラでも撮影をお願いしたい写真
- 超広角で撮影をお願いしたい写真(スマホでもOK)
もお願いいたします。
問診や徒手検査:サンプル4枚
問診については、施術者単独の写真も撮影していただけると助かります。
施術風景:サンプル8枚
施術風景写真のチェックポイント3つ
- 施術者が左側、もしくは正面の写真をメインに撮影
- タオルはなるべく写真に映らないように
- 施術者の頭の上に余白を追加
①施術者が左側、もしくは正面の写真をメインに撮影
理由:メインの被写体と目線とテキストの方向をあわせるため
イメージ↓
- 7割:施術者が左側
- 3割:施術者が右側
くらいの配分で撮影していただけると助かります。
②タオルはなるべく写真に映らないように
理由:タオルの色に視線が行くため
GOOD
NG
タオルはおへそより下くらいの位置からかけていただければ、問題はないかと。
③施術者の頭の上に余白を追加
むずかしい場合は、余白なしでもOKです。
受付や会計の様子:サンプル4枚
施術道具の写真(あるいは手に持っている写真)
院内&外観の写真
先生3人のバストアップ写真(余裕があれば)
明るい背景をバックに撮影していただければOKです。
一眼レフカメラでも撮影をお願いしたい写真イメージ2つ
問診
モデルの方の背中から撮影するようなイメージです。
施術風景
先生が行う機会の多い施術方法でOKです。
✔チェックポイント
- 施術者は右側で撮影
- 施術風景については頭の上に余白を追加(前述したもの)
PC用のファーストビューで使いたいため、一眼レフカメラとIPhoneそれぞれを使用して4~5枚(合計:10枚ほど)を撮影お願いいたします。
超広角で撮影をお願いしたい写真イメージ(スマホでもOK)
院内の写真:4~5枚
問診の写真イメージ:3枚ほど
施術風景の写真イメージ:3枚ほど
✔チェックポイント
- 施術者は右側で撮影
- 施術風景については頭の上に余白を追加(前述したもの)
こちらもファーストビューで使用する可能性があるため、トータル10枚ほどの撮影をお願いいたします。
モデルの方へお伝えしたいこと
- 服装は無地のシャツ(グレー or ネイビーを予定)・スウェットジャージで
- 髪の毛は輪ゴムや髪どめクリップなどでまとめる
服装(色)&髪型のイメージ
施術着は用意していただけますが、受付や問診の様子も撮影するため、無地もしくはワンポイントのシャツや薄手のニットセーターなどの着用をお願いいたします。
まとめ:治療院HP写真撮影4つのポイント
- 明るい環境で撮影(理想は照明+昼間の太陽光が入る環境)
- 写真は横長で撮影(縦長の写真は必要ナシ)
- 背景はなるべく無地(壁やカーテンなどを使用:余白として利用するため)
- コードやカゴ、タオルを床に置いたままにしない(写真にうつらないように)
ひとまず、この4つのチェックポイントを押さえておけば、大きな失敗は避けられるでしょう。
プロのカメラマンにお願いするとしても、ある程度は自分(達)で理解したうえで依頼した方が、
- よりよい写真が撮影できる
- 的確に指示を出しやすい
- 場合によってはコスト削減にも
といったメリットがあります。
以上、参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
追伸
よりHP制作に適したくわしい内容は、有料noteで紹介しております。
※無料Ver.あり