Google広告はオススメできない?運用を考える基準3つ【結果が出なくても得られるメリットあり】

自称?治療院関係のWEBマーケをしている立場として、結果(新規問い合わせ)だけを求める場合は、クライアントにGoogle広告をオススメしていません。

個人的には、つぎの3つの条件をクリアできているときに、運用を検討するのが良いと考えています。

  • ニーズの有無
  • 地域の競合の有無
  • HPの内容

当記事の内容については、広告運用をサポートしていただいている方の話+広告運用をしたクライアント(12名)を見てきたうえでまとめたもであり、完全な個人の意見です。

「オレ(ワタシ)はちがう!」という意見はスルーしますので、ご了承願います。

目次

Google広告を運用する前の条件3つ

  • ニーズの有無
  • 地域の競合の有無
  • HPの内容

①ニーズの有無

ニーズがなければ広告を出しても、結果は期待できません。

たとえば

当院オリジナル!金の針で石化を解消!
※FFネタです。

みたいな、よくわからないオリジナルメニューを発信しても問い合わせにはつながらないでしょう。

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 自律神経の不調
  • 美容メニュー

など明確に需要のある症状やメニューで広告を出すべきかと。

②地域の競合の有無

近所に「産後骨盤矯正」みたいなメニューで5~10年運営している院があれば、同様のメニューでは結果は期待しにくいです。

鍼灸なら徒歩圏内にBODYREMAKER鍼灸院があれば、美容鍼は打ち出しづらいはず…!

「女性施術者が担当」など、差別化をした発信で様子をみるのがよいかと。

③HPの内容

ニーズがあり競合と差別化ができても、広告の先にあるHPを見た人に伝わる内容でなければ、ムダうちになる可能性も。

自作のHPでOKですが、基本情報(料金・問い合わせ方法など)にくわえて

  • 誰のために
  • どんな人が
  • 何をしている

が伝わるHPにする必要はあるかと。

結果が出なくても得られるGoogle広告のメリット3つ

なんとなく運用して「結果が出ない!Google広告はクソだ!」となりがちですが、以下3つのメリットもあります。

  • ニーズの有無がわかる
  • 認知が取れる
  • 具体的なデータが取れる

①ニーズの有無がわかる

独自性のあるメニューを打ち出す場合は、とりあえず運用して反応を見るのが大事です。

反応あり→チャンスあり
反応なし→つぎの作戦へ

たとえば、

金の針で石化を解消!

ではニーズもないと思いますが、

金の針で石のように固まった腰のガチガチ感を解消!

ならニーズがあるかもしれません。
※FFネタです。

②認知が取れる

とりあえずGoogle広告を運用すれば、認知は取れます。

HP(広告)を見る人は1回見ただけで決めるのではなく、数日~数か月かけてほかの治療院と比較しながら利用する or しないを決めます。

その期間にHPを2~3回ほどチェックするため、とりあえず広告を出しておけばチャンスがあるかも?

③具体的なデータが取れる

Google広告最大のメリットとして、

  • 検索キーワード
  • PV数
  • 閲覧時間

などの具体的なデータが確認できるため、HPの改善点がみつかることも。
※GA4との連携が必要

※SWELLを組みあわせれば、より具体的なデータが確認できます。

WordPressテーマSWELLについて👇

Google広告運用とあわせて見直したいポイント2つ

  • HPの内容を見直す
  • MEO対策に力を入れる

①HPの内容を見直す

前述したように、HPの内容がイマイチなら、Google広告をどれだけ運用しても結果が出る可能性は低くなります。

HPの運営方法は、しっかり考えておきましょう。

筆者&クライアントのHP運用における失敗例については、その集客方法で大丈夫?クライアントの治療院HPで失敗した取り組み4つをご確認ください。

②MEO対策に力を入れる

HPの内容やGoogle広告の運用は大事ですが、治療院のようなローカルビジネスの検索結果であれば、はじめに目に留まるのはGoogleマップの情報です。

MEO対策といってもできることは限られているため、競合と差別化したいならご利用いただいた方からの口コミ投稿が重要なポイントかと。

景品表示法に触れない形で口コミ投稿を集めた手法については、【コストほぼゼロ】ひとり治療院が2年間でGoogleマップの口コミ投稿46件を集めた手法を3ステップで解説をご確認ください。

【2025年最新】Google広告を味方にする方法:ほかの媒体の運用がカギ?

ソースがすくないため、鵜呑みにするのはオススメしませんが、Google広告で結果が出る治療院は、

  • 運営実績がある(せめて1~2年)
  • 他の媒体もしっかり運用している(Googleマップ・Instagram・しんきゅうコンパスなど)

のような傾向があります。

ユーザーの行動も、以前にくらべて各媒体をチェックする傾向にあるため、WEBマーケ・各ツールの知識がないまま

HPだけ(LPだけ)

で勝負するのは至難の業になるかもしれません。

よくわからないまま運用して、ラッキーパンチが炸裂する人もいると思いますが……

そう考えると、オフライン営業の方が効率が良いかも?

✅まとめ

👉Google広告を検討する前に3つの条件をチェック

  • ニーズの有無
  • 地域の競合の有無
  • HPの内容

👉運用したときのメリット

  • ニーズの有無がわかる
  • 認知が取れる
  • 具体的なデータが取れる

当noteの内容については、広告運用をサポートしていただいている方の話+広告運用をしたクライアント(12名)を見てきたうえでまとめたもであり、完全な個人の意見です。

「オレ(ワタシ)はちがう!」という意見はスルーしますので、ご了承願います。

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